御茶荘は、武夷岩茶(烏龍茶)、正山小種紅茶を専門とする日本語堪能な武夷山出身オーナーが経営するショップです。個人、業者どちらのお客様もお気軽にお越し下さい。

武夷山

武夷山(ぶいさん)は中国福建省にある黄崗山(2,158m)を中心とする山系の総称です。

山水の名勝として有名で、黄山、桂林と並び中国人が人生一度は訪れたいとされる場所の一つとされています。

1999年以降ユネスコの世界遺産(複合遺産)に登録。年間350万人の観光客が訪れている観光名所です。

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概要

武夷山脈は中国の江西省と福建省の境界にまたがる。北は仙霞嶺山脈に、南は九連山に接し、東北から西南方向に伸びている。長さは約550km、海抜は1,000m前後である。長江水系の?江・撫河・信江と、福建省に流れる?江などの大河の分水嶺でもあります。黄崗山(海抜2,158m)はこの山脈の主峰で、江西省鉛山県と福建省武夷山市の境界線上にあり、中国大陸東南部の最高峰です。

1979年には57,300平方kmの範囲に武夷山国家自然保護区が設置されています。

世界遺産には黄崗山を中心にした武夷山風景区が登録されています。

風景区内は砂礫岩でできた比較的低い丘陵や山が広がるが、赤く切り立った崖や柱のような峰が多く、その間をめぐる渓谷ともども「武夷仙境」、「奇秀甲東南」と称えられてきました。

地理的には、平均350mの高度を持ち亜熱帯気候に属するため、冬でも比較的温暖です。年間2,000ミリもの降雨が山を削り、雲を生み、美しい九極渓を作り出しています。

450種以上の脊椎動物、5,000種以上の昆虫、2,500種以上の植物が現在までに確認されています。野生のチャノキが自生している土地であり、ここで採れる茶葉から作る烏龍茶は香りと味が良いと評判で、特に岩に張り付くように育つ茶葉は「武夷岩茶」と呼ばれ、最高級品の扱いである。また、独特のフレーバーをもつ紅茶ラプサン・スーチョンの産地でもあります。

景観として特に美しいとされるのが「九曲渓」で、川岸には36の岩山が立ち並んでいます。ここを竹の筏で、およそ10キロの距離を2時間近くかけてゆったりと自然を満喫することができ、観光客に人気があります。

周囲の岩山の中でも特に有名なものが「玉女峰」で、外に見える岩肌が美しいので、美女にたとえられこの名前が付いきました。その対岸には大王峰(530m)があり、玉女峰と恋愛関係にあるとされますが、その間に鉄板鬼と呼ばれる青黒い岩があり、これが邪魔をして二つの山が出会えないようにしているという古典文学的な伝説もあります。

また、朱子学の開祖、朱熹が講学を行ったとされる紫陽書院なども残っています。


【参照：Wikipedia】

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